エルアーク情報局ﾘｻﾞﾙﾄ集　遊撃作戦:ｳｨﾙﾊﾞｰ参加

遊撃作戦:ｳｨﾙﾊﾞｰ参加

「よお、〇〇も大湿原へ行くのか？」　

　〇〇が魔防門を越えてF-6大湿原へと向かう道を歩いていると、後からｳｨﾙﾊﾞｰが駆け寄ってきた。いつもながらの重装備だが、それをものともせずに駆けて来る。

「俺も遊撃作戦に参加してるんだ。せっかくだから、一緒に行こうぜ」　

　特に断る理由もない。
しかし、気になることが一つ。
　ｳｨﾙﾊﾞｰは背中に巨大な麻袋を背負っていた。
　中身は空っぽのようだ。

一体何なのか、ｳｨﾙﾊﾞｰに訊ねてみる。

「ああ、これか？花を摘んで帰るんだよ。大湿原の川を越えた奥地に大きな花が咲いてるらしくてさ。いやそれが、凄い巨大らしいんで、これぐらい大きな入れ物じゃないとﾀﾞﾒなんじゃないかと思って」　

　巨大な花……？　
　〇〇はこの前の訓練施設での会話を思い出した。
　確かに秘境に咲く花とは言った。しかし、“小さな”とも言ったはずだ。それがいつの間にか巨大な花にすり替わってる。　

「やっぱり小さいよりは大きい方がいいだろ」　

　いや、それは物によるだろう。　
まあ必ずしもその花が見つかるとは限らないし、途中で手に入れた素材や敵の装備を入れて帰るのには、丁度良さそうなので、気にしないことにしよう……　

　ｳｨﾙﾊﾞｰがﾊﾟｰﾃｨｰに加わった。

ーEnd of Sceneー