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宿木、探り求める者II |
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[探求者について詳しく聞きたい] “探求者”についての基本的な部分を憲章から学び、 それに補足してもらう形で店主から更に説明を受ける。 それらを簡単に纏めると、こうだ。 “探求者《インクァイアラー》” “七王国”の各所に存在する“禁領”と呼ばれる特殊な地域へ侵入し、 禁領内で得た貴重な品を外に持ち出し売却する事で利益を得る者達をそう称する。 通常、人間が禁領へ接近侵入する場合、拒絶反応が発生する。まずその土地に対する無条件な忌避感。そして侵入時には軽度ならば倦怠感や意識朦朧といった症状が生まれ、重度ならば意識喪失や人体機能に障害を及ぼす。例外は禁領と呼ばれる土地を司る大本、陰性因子と呼ばれるものに対し適性を持つ者達のみ。故に探求者となるには、この“陰性因子に対する適性を持っている事”が必須条件となる。 宿木に訪れた際、店主からまず正体不明の石を手渡された。どうやらあれが適性を調べる試験のようなものであったようだ。 また、禁領は“忌種”や“禁種”といった凶暴な生物が生息し、更に常識外れの自然現象も多く発生する危険な場所である為、それらに対抗しうる力も探求者には求められる。 ──人々の間で忌み嫌われた土地にわざわざ足を踏み入れ、そこに生息する化け物達と身一つで渡り合い、未知の品を得て生きる者。 探求者とはつまるところ。 この世界の規律から心身共に外れて、己の命を賭け金にして財を得る、逸れ者達の総称であるようだ。 *** そこまで把握して、○○はふむと息をつく。 以前、ツヴァイが宿木を“冒険者ギルドのようなもの”といっていたが、この話を聞くと確かにそれに近いものなのかもしれない。やっている事は確かに冒険者のそれで、特徴としてはその舞台が禁領と呼ばれる場所に限定されている事くらい。 そして、定職につき定住をしている人々の間ではあまり良い目で見られていない事も同様であるようだ。特にこの“探求者”という存在は、普通の人々では入り込む事すら難しい場所に何の問題もなく足を踏み入れる事が出来る“特別”を持っている。この“特別”さは、集団の中で異質を排除しようとする意識の格好の的となり得るだろう。 「そんな探求者達の表の立場を守り、繋ぎ止めるのも我々、宿木の仕事でもあるのだがね。──まぁ、俺から話せるのはこんな所か」 説明を続けていた店主は最後にそう締めて、改めて○○達の方を見る。 「他に確かめておきたい事はあるか? 無いならば、“試し”の説明に入るが」 店主の問いに、○○はどう答えるか迷い──。 ─See you Next phase─ |
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