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母の想い |
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深い霧の向こうに、魔女の巣が見えた。 ドゥーレイの予測通り、山頂の辺り一面は霧に包まれていた。 霧の隙間から大勢の魔女の姿が見えるが、深い霧のおかげで、 向こうは僕らに気づいていないようだ。 女王らしき魔女の姿は見当たらない。 おそらく、この魔女の巣の最深部にいるのだろう。 前線基地のテントを離れてから初めて、空中での短いブリーフィングが行われた。 母さんが、女王討伐作戦を皆に説明する。 「狙うのは、女王の命ひとつだ。陽動作戦でいく。 ドゥーレイ隊はここで戦い、一人でも多くの魔女たちをおびきだせ。 我々フレイシア隊は迂回して女王に接近し、手薄となった女王を急襲する」 「よ〜し、わかった。ここで一年でも魔女たちと戦い続けてやるから、 こっちのことは心配いらねえぜ!」 ドゥーレイ大佐が、おどけたように言った。 「ああ。私たちが女王の首を取るまで粘ってくれ。簡単に死ぬなよ? ドゥーレイ」 「わかってらあ。任せておけ」 フレイシア隊の6人は、霧の中に身を隠しながら迂回ルートを進んだ。 ドゥーレイ隊が雄叫びをあげ、火を灯した松明を何本も竜の身体に縛り付けている。 松明の光が霧に乱反射し、ドゥーレイ隊の兵力が何倍にも見える。 これは奇襲作戦だ。 こちらの勢力がすべてドゥーレイの近くにいると思わせなければ、 作戦は成り立たない。 霧の中から続々と魔女の大群が現れ、ドゥーレイ隊の方へと向かっていった。 ─See you Next phase─ 次回行動選択 (12時間更新) 選択はありません |
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