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実戦

死ぬのはお前だ選択

「僕は、ここで死ぬつもりはない。死ぬのはお前だ」
「フフフ、大した自信ねえ。お前一人で、怖くはないの?」
「ああ、大丈夫だ。お前こそ、お供が一緒に戦わなくて、 心細くないのか?」

 自分でも驚くほど、よく喋る。
 戦いを楽しむ心境というのが、なんとなくわかる気がした。

「アッハッハ! 面白い子供だねえ! お前、名前は?」
「フリーゼイ」
「フフフ。私は魔女マキラティ。喋るのは飽きたわ。 あとは1対1の戦いで楽しみましょ?」
「ああ。そうしよう」

戦闘:上級位魔女



マキラティ [前衛]:壁・反・飛
HP:2000/2000
※戦闘省略

 戦闘に勝利した。

 魔力を使い果たし、魔女マキラティの身体がみるみる崩れていった。
 それを見た部下の魔女たちは恐れをなし、 クモの子を散らすように一斉に逃げていった。
 崩れゆく魔女マキラティが、不気味にしゃべり始めた。

「フ…フフ……。やるわねえ……。でも、その程度の力じゃ、 女王メルファティア様には到底かなわない……」

 魔女マキラティの身体は、完全に崩れ去った。

「女王メルファティア……?」

 その時、誰かの声がアタマの中に響いた。

 ───今のお前の能力ならば。

 僕は辺りを見回した。
 遠くから、ミシアレシアが近づいてくる。
 だが、今のがミシアレシアの声のはずはなかった。



「フリーゼイ! ケガはない!?」
「ああ。なんとか勝てたよ」
「でも、すごいわね……。まだアカデミーの学生なのに、 一人で上級位の魔女を倒しちゃうなんて……」

 僕たちは、アカデミーに戻った。

 上級位の魔女を倒したという僕のウワサは、アカデミーを飛び出し、 リグド・ドラゼリア地方の人々にまで広まっていった。

 気づけば、僕はアカデミー創設以来最高の天才と称され、 国の期待を背負うまでになっていた。

─End of Scene─



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