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実戦



 戦場に到着した。
 みんな周囲の様子を窺っているのか、誰一人喋ろうとしない。
 シェローマが、その沈黙を破った。



「こんな所で固まっていたら、魔女に狙ってくれと言ってるようなものだ。そうだよな、フリーゼイ?」
「うん。竜を動かしてれば、魔女の奇襲にも対応できる。とりあえず分散しよう。そして、立ち止まらないことだよ」

 同級生たちは僕の判断に従い、それぞれに散っていった。
 僕も辺りの探索に向かったが、記憶にある魔女の居場所が変わってしまっていた。
 僕のここまでの行動の違いが、この時間軸に起こる出来事に、ずいぶん大きな影響を与えているらしい。

 しばらく辺りを飛んでいると、竜に乗った同級生の女の子が二人、 こちらに向かってやってきた。

「ね…ねえ! 魔女に追われてるの! 助太刀してくれない!?」
「助太刀? 二人とも無キズだけど、なぜ最後まで戦わなかったの?」
「えっ? 魔女が強そうだったから、勝てないって判断したの。だ…だから……」
「ふぅ……。まいったな。二人も殺されたのか」

 僕の言葉に、同級生の二人は動揺した。

「えっ? な…なにを言ってるの? どうして助けてくれないのよ?」
「やめろよ、そんな猿芝居。中級位の魔女は変装が得意なんだろ?」
「えっ……?」
「上位クラスの生徒は、敵から逃げたりしない。二人のカタキ討ちだ。 さあ、早く正体を見せろ」
「ふ〜ん。けっこう冷静じゃん。驚きなんですけど」

 女の子二人は、中級位の魔女へと姿を変えた。

「あたし、魔女のキツィ」
「あたし、魔女のエニア」
「二人合わせて、双子魔女キツィ★エニア〜! なめたら、イタイ目見るかもよ〜♪」
「前置きはいいから、さっさとやろう」
「ふふーん。余裕かませるのも今のうち〜♪ この双子魔女が、あなたをギッタギッタにしちゃいま〜す!」

双子の魔女(結構強そう)が現れた!



─See you Next phase─


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(12時間更新)
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