エルアーク情報局ﾘｻﾞﾙﾄ集　

旅立ちの日

「ﾊｧﾊｧ……。ここは、北の檻……?」
　僕の声に反応したのか、檻の中で眠っていたｻﾙﾊﾞが目を覚ました。

「ｻﾙﾊﾞ! なぜだ! なぜ、女王と最後まで戦わせてくれなかった!?」

　ｻﾙﾊﾞは、不思議そうな顔で僕を見つめていた。
　このｻﾙﾊﾞは、さっきまで女王と戦っていた、僕の相棒とは違う。
　僕の怒りが届かないのも当然だ。
　僕はため息をついた……。
　ｻﾙﾊﾞは檻から出てくると、僕の前でしゃがみこんだ。

「あの凶暴な竜が、一瞬でお前を主人と認めただと?」

　母さんの声……?
　振り返ると、母さんが、こっちに向かって歩いてきた。
　女王との戦いで、死に際に発した母さんの言葉が、頭をよぎる。
「ｻﾙﾊﾞが…ﾐｼｱﾚｼｱを殺したというのなら…、それには… きっと深い意味がある……」

　ﾐｼｱﾚｼｱが死んだことの意味……。
　その意味を、解き明かさねばならない。

「うん? あれは……?」

　上空を見上げる母さんの視線の先には、前の時と同じように3人の魔女がいた。
　僕は叫んだ。

「来い、魔女ども! 僕が相手をしてやる!」

　僕の声に反応し、魔女が襲いかかってきた。
　中級位の魔女なら、もはやｻﾙﾊ　母さんの制止を振り切り、僕は地上で3人の魔女を迎え撃った。

～戦闘～
３周目の「旅立ちの日」と同じ

　中級位魔女を蹴散らした。
　母さんが、驚いた顔で僕を見つめている。

「ﾌﾘｰｾﾞｲ……。お前に、何が起きた……?」

　母さんは、僕の力を認めた。
　今、魔法大戦へ行きたいと申し出れば、きっと母さんは一緒に行ってくれるだろう。
　だが、今やらなければならないことは違う。
　死に際の母さんの言葉の意味を、僕は突き止めなければならない。
　僕は…………。

─See you Next phase─

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(12時間更新)
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