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模擬戦






 編成試験が終わってから1ヶ月が経過し、 下位クラスを対象とした模擬戦の日を迎えた。
 下位クラスの生徒は、それぞれ自分の竜を連れて、校庭に集まった。
 緊張する生徒たちの前に、下位クラスの担任教師が現れた。

「集まったか、劣等生諸君。今日の模擬戦で、 どれほど竜を扱えるのかを見させてもらおう。 相手はコンバットドールだ。劣等生諸君の実力には、ちょうどいいだろう」

 コンバットドールとは、教師の魔法によって生まれたダミー人間で、 生徒の訓練相手として使われる。
 コンバットドールが相手とはいえ、 竜に乗った初めての戦いということもあり、 同級生たちの顔は一様に強ばっていた。
 お調子者のザッティが、僕にグチをこぼしてきた。



「ゲエ……。いきなり竜に乗って戦えとか、先公もムチャ言うよな」

「う…うん。そうだね」

「って、お前は大丈夫に決まってるか。なんつったって、 フレイシア将軍の息子だしな」

 前の時と同じだ。
 みんなが、僕を過大評価している。
 僕は、ザッティに何も答えなかった。

 僕たち下位クラスの生徒たちは、竜に乗り、大空へ飛び立っていった。

 模擬戦が行われるポイントに到着した。

 前方から、竜に乗ったコンバットドールが迫ってくる。
 同級生たちは、ひどく緊張した様子で戦闘態勢をとっていた。

 前の模擬戦の時、僕はすべてをサルバに任せて、 コンバットドール相手に勝利寸前までいけた。

 今回は……。

コンバットドールが現れた!



─See you Next phase─


次回行動選択
なし




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