TOP[0]>攻略ルート選択 >リザルトTOP

エルアーク:北門の護り手2


老師

〜戦闘省略〜

老師

     ***


 「結構」

 かん、と後方から甲高い音。
 老師の杖が石階段を強く突くと、 玄武の近くを浮遊していた蜂の群れが単なる闇色の塊となり、 そして次の瞬間には霧の中に溶けて消える。 ずんぐりとした身体を更に沈めて戦闘体勢を取っていた玄武も、 頭と尻尾を老師の方へと向けて、その姿勢を解く。
 どうやら、今日の訓練は凌ぎ切る事ができたようだ。

「合格です。ここまで来れば、 秘蹟の基本的な部分に関しての指導はもう不要でしょう。 後は、あなたがその力をどう伸ばしていくか次第ですな」

 老師が眼を細めてそう言い、 その傍に集まった四匹の獣も同意するようにぴぃぴぃと鳴く。 彼らも○○の事をしっかりと認めてくれたらしい。

「さて。これで終わりというのも何ですし、修了の証として、 なにか役に立ちそうなものをあなたにお渡ししておきましょうか」

 老師は懐に手をやると、そこから幾つかの品を取り出して、 近くに歩いてきた○○へと手渡す。
 少々手厳しいというか、荒々しい指導ではあったが、 あれこれと時間を割いてくれた上に、こうして最後には餞別をくれるのだから、 これでは文句も言えない。○○はその品を受け取ると、 老師と、そして獣達に対して今までの礼をこめて頭を下げた。

「こちらとしても、良い刻の過ごし方となりましたし、 そう気にする必要などありましませんよ。 まぁ、もう一度復習として訓練を受けたいと思うことがありましたらお出でなさい。その時にはまたお相手を務めましょう」

 ***

☆○○はコンセントレイションを習得した!
☆○○はツインボルトを習得した!
☆○○はマインズアイを習得した!

 ―End of Scene―




画像、データ等の著作権は、 Copyright(C)2008 SQUARE ENIX CO., LTD./(C)DeNA に帰属します。 当サイトにおける画像、データ、文章等の無断転載、および再利用は禁止です。