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メリル&ミーア
気にしなくてもよいを選択

 あまり気にする必要はないのではないか。 学園内では皆制服を着ているし、街へ行くにも制服のままという生徒も多い。特に男子は。
 学園の生徒だということが一目で分かれば、余計なトラブルを避けることもできるだろう。

「チッチッチッ、分かっとらんねチミは」

 ミーアが人差し指を立てて左右に振る。

「いいかね? お洒落というのは何かが起こることを期待してするのだよ。 何も起こらない人生などつまらないだろう? 敵をおびき寄せることもたまには必要なのだよ」

 いかにもミーアらしい言い分である。

「……なるほど。敵をおびき寄せるか」

 メリルが妙に納得している。

「では、街へ行くときはこの水着を着ることにしよう」

 確かにおびき寄せるのにはいいだろうが、 それでくるのは関係のない有象無象《うぞうむぞう》ばかりだろう。

「しかし、他に服など持っていないのだが」

「よし、あたしに任せておきな。今度、街へ服を買いに行こうじゃないか」

 これはウィルバーも誘わねばなるまい。
 ……だんだん思考がミーアに似てきている気がする。

─See you Next phase─




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