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密売屋「黒猫」

「情報を得る」を選択 「あんた、琥珀封呪って錬金術の一種を知ってるかい? 琥珀の中に生物の身体の一部を封印して呪をかけ、 それを武器の製造過程で使用することで、 呪われた武器を作り出す方法のことだ。 そうして作られた武器は非常に脆くなってしまうが、 代わりに特定の種族に対して絶大な威力を誇る」 　興味が出てきただろうと言わんばかりに、ﾆﾔﾘと笑う黒猫。 「ここから南に行った所に広がっている琥珀の樹海は知ってるな? あそこは近年、獣の凶暴化が酷い上、 樹海の中では方角を確認できないので、 いまや誰も踏み入ることはないが、 本来は琥珀を産出する良い土壌なんだ」 　再びﾆﾔﾘと笑う黒猫。もう分かっただろということか。 「但し、気をつけろよ。天から何か巨大な生き物が落ちてきて、 樹海の中で暴れている、 それ以来獣が凶暴化しているって噂もある。 樹海の奥の方では、 それこそ琥珀封呪された武器を使わないと手に負えないような連中もいるって話だ」 　そこで話を打ち切る黒猫。肝心なことを聞いていないのだが。 「封印封呪の方法? そんなのわたしが知ってるわけないだろう。 わたしはただの商人だ。錬金術師じゃない。ただ、 既存の武器に琥珀と対象の獣の身体の一部を合成して作るらしい。 色々試してみたらどうだ?」 　どうやら自分で試してみるしかないようだ。 　他に何か調達しておくべきものはあるだろうか。 ─End of Scene─ まだ決めていない 風まかせ ﾊﾟﾗﾃｨｱ山脈開拓地へ 銃器の改造を依頼 情報を得る

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