エルアーク情報局ﾘｻﾞﾙﾄ集　皇蜘蛛の巣網前

皇蜘蛛の巣網前
下の大広間へ→勝利

○○は下の広間に移動した

　　　　　***

　踊り場から緩やかに下方へと伸びる道を進み、縦穴の最下、壁に開いた大口を抜ける。
　その先に広がったのは、濃く白い糸柱の網。ただただ巨大な広間全てを覆い尽くすように、糸の柱が縦横無尽に伸びている。

「ここが、"皇蜘蛛"の縄張りｯｽ。といっても、 "皇蜘蛛"は広間のずっと上の方か"四つ首"の頂上に居るのが普通で、ここに居るのがのは主にその子供達なんｯｽけどね」

　ｻﾆﾌｧの言葉を頭の中で軽く転がして、○○はふむと小さく頷く。

　──ならば、もしや一気に巣の中を駆け抜けてしまえば、話の"皇蜘蛛"とやらに出くわさずにここを突破する事が出来る？

「……う、うーん、ちょっと望み薄な気がするｯｽ。それにｻﾆﾌｧ達、もう蜘蛛の子達に縄張りの侵入を気づかれてるｯｽし」

　え。

「ほら、あそこ。糸から滑ってこっちに来てるｯｽよ」

　ｻﾆﾌｧが指差す方を見上げると、○○達の直ぐ傍から伸びている巨大な糸柱を伝って、無数の蜘蛛が高速でこちらに向かって降下してくるのが見えた。

狩猟の一軍

～戦闘省略～

　戦闘に勝利した!

　　　　　***

　最後の一匹を破壊。乱れた息を零しながら、○○は数歩後ろに下がって戦いの結果を見下ろす。
　周りには、糸柱から落下してきた蜘蛛達の死骸が散乱している。落下してきた蜘蛛の数は、確か七。今目の前にある死骸の数は──、

「何匹かは戦いに参加せず、暫く見てた後で上に戻ってったｯｽねー。多分、仲間を呼んできてるんじゃないかとー」

「…………」

「どうするｯｽか?　突き進むなら、今戦った蜘蛛以上のがどんどん出てくると思うｯｽけど」

─See you Next phase─