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スタリナ修道院



 ○○の水晶の振り子に反応があった!
☆○○はウォルナット材を手に入れた!

     ***

森の怪生物(それなりに強そう)
フォレストプディングA [前衛]
HP:620/620
フォレストプディングB [後衛]
HP:620/620

戦闘 勝利

☆○○はカスタードクリームを手に入れた!

     ***

 踏み固められた腐葉土の道を進むうち、 樹影の向こうにくすんだ赤色の切り妻屋根が見えてきた。
 道は明らかにその建物に向けて続いているようだ。
 なぜこんな不便な場所に建物が? と思わないでもないが、 とりあえずは道なりにそちらへと歩を進めてみる。

     ***

 低い石の塀に囲われた建物は見える範囲でも中庭や回廊、 鳩舎らしきものや尖塔を備えており、 結構な広さを持っていることが判った。
 その外観はどこか教会を思わせたが、それにしては素朴で装飾性が排されている。
 ベルケンダールの建物のような華やかさはないが、代わりに壁を覆うツタや苔が周囲の緑との調和を生み出し、落ち着いた美しさを醸し出していた。

「あらら? いらっしゃい」

 ○○が閉じた鉄柵の門の前に立つと、 掃き掃除をしていた白いベールの女性が顔を上げてそう言った。

「どうぞお入りになって下さい。あ、 ちなみに私は森の魔女じゃありませんからね」

 彼女はにこりと微笑んで門を引き開け、こちらへどうぞ、 と先を歩き出した。

「ここはスタリナ修道院、 アーネム正教会の者が人里離れて修行を積むための場所です。 ……とは言っても、何も難しいことはしていません。確かに、 お祈りの時間とか、そんなのもちょっとはありますよ。でもね、 修行の本質は、別のところ」

 彼女が少し立ち止まり、 前から歩いてきた初老の女性と会釈を交わす。 ○○もそれに倣っておいた。
 どうやらここは女子修道院らしく、 周囲を見回せば、他にも何人かのシスターが掃除や洗濯などに勤しむ姿が散見された。

「例えば野草を摘んだり、料理をしたり、洗濯をしたり…… そういう日々の生活があるでしょう? 私達にとって、 そのすべてが修行なんです」

 彼女は振り向いて、どこか誇らしげに微笑んだ。

「だからね、旅人が見えた時はおもてなしをする。 それもやっぱり修行だから。……そんなわけで、 ちょっと休んでいって下さいな!」

    ***

 ○○の元気が回復したような気がした!
 ○○の体力が59回復した!

     ***

 若干薄いお茶とクッキーをありがたく頂いた○○は、 なんとなく気恥ずかしい感を抱きながら軽く建物などを見学し、 礼を言って修道院を後にした。
 さて、修道院の前からは北と西方面へ道が続いている。
 さほど大きな森ではないし、 ここらで探索を切り上げて町へと戻るのも一つの手だろう。

─End of Scene─






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