エルアーク情報局ﾘｻﾞﾙﾄ集　中野方面へ1

中野
天使不在

　僕たちは中野に足を踏み入れた。

　そこには大きな瓦礫の山はなく、粉々になったｺﾝｸﾘｰﾄが乾いた風に吹かれていた。
　しばらく歩いていると、目の前に、生物兵器に襲われかけている男性の姿。
　あぶない、助けよう!!

精密機械

　ﾓﾝｽﾀｰを倒すと、男性は深く頭を下げながら僕たちに礼を言った。
　頭をあげて僕たちと目が合ったそのとき、男性がﾊｯとした顔をした。

「あれ……この前、ｽｰﾂを着た男性が捜していたのはｱﾝﾀ達かな」

　ｽｰﾂ姿の男と聞いて、思い浮かぶ姿はひとつだ。

「17か18くらいの若い男女を捜してるって言ってたんだけどな。知り合いかな?」

「ええ、おそらくそうだと思いますけど……」

「その人は、初台方面に行ったよ。会えるといいね」

　正直、これっぽっちも会いたくなかったが、ここでそんな話をしても仕方がない。
　僕たちが助けた男性は、もう一度礼を言うと、新宿方面に向かって去っていった。
　おそらく闇市にでも行くのだろう。

　……さて、これからどこへ行こうか?

─End of Scene─

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【選択肢】
まだ決めていない
風まかせ
都庁へ
仕事を手伝う
策敵活動
中野方面へ
初台方面へ
代々木方面へ