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Lv1:エントランス


 学園地下に造られたダンジョン。ここ で学園の実践訓練が行われている。
 第一階層──レベル1は最初のエリアとい うことで、基本的な戦闘行動が取れれ ば敵に遅れをとることはないという話だ。
 まっすぐ縦に掘られた穴に沿って螺旋階 段が続いている。その途中には金属製の扉 が取り付けられており、そこが各階層への 入り口となっているようだ。
 係の女性に引率され階段を降りていく 。最初の扉の前まで来ると、「ここです ね」と言って係の女性が扉を開錠する。そ して、持っていた袋から札のような物を取 り出すと、○○に手渡した。

「この護符を常に持っていてくださ い。中でモンスターに敗北したり、罠に かかって誰も動けなくなると、自動 的に帰還の魔法が発動しますので。 また、任意に使うこともできますの で、これ以上は危険だと感じた場合 はこれにかかっている術式を解放し てください」

 係の女性が手に持ったマニュアルを見 ながら説明をする。
 中は洞窟のような岩肌だ。壁に は発光する石が一定間隔で埋め込 まれており、薄暗いながらも真っ 暗というわけではないようだ。

「それでは、がんばってください」

 ○○が中に入ると扉は閉められ、 再び施錠される。中のモンスターが街に 逃げ出さないように、ということらしい。

 まずは、装備のチェック。そして、 慎重に通路を進んでいく。
 しばらく進むと、何かがコソコソ動 き回る音が聞こえてきた。武器を 構え戦闘に備える。まずは小手調べだ。
ネズミの群れ(それなりに強そう)
ネズミの群れ(それなりに強そう)


戦闘省略


戦闘に勝利した。
 ○○は単位1を得た。

 モンスターを片付けて先に進む と道が二手に分かれていた。
 左はやや狭いが今まで通り 壁に明かりが埋め込まれてい て見通しは良い。
 右は奥に向かって道が広が っているが、明かりが少なく 薄暗がりとなっている。
 さて、どちらに進もう。


─End of Scene─


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