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鉱石採掘


 ヴィルース坑道群――街の地下に掘られた広大 な坑道は巨大なアリの巣のごとく広がり、迷うと二 度と地上に出てくることはできないと言われるほど 複雑な構造となっている。送風設備、移動用トロッコ、 ゴンドラなど各種設備も整っているが、それでも、深 部では酸欠事故や落盤事故が絶えないという危険な 場所でもある。
 しかし、ここから産出される岩石、鉱石、宝石は アーレイベルグで必要な量のほぼ全てを賄っている。街 を囲む壁の外がデモノイドの領域である以上、ここを 掘り進んでいくしかないのだ。

 〇〇が坑道入り口に着くと名簿に名前を書かされ、 つるはしを渡された。現場監督と他の何人かのバイト と共にゴンドラに乗り込むと、ゴンドラは大きな警告音 をたてながら、果てしなく深い縦穴へと降下を始める。

「どこでも好きな場所で掘っていいが、 出てきた鉱石は全部こちらで回収する。 それが仕事だからな。良い鉱石が掘れた らその分の追加報酬を出そう。入り口付 近で楽して小銭を稼ぐか、奥で良いもの を掘り当てるかは、お前さん達次第だ。それと 、鉱石以外のものは持って帰ってもいいぞ」

 ゴンドラは一度大きく揺れると停止した。壁に 埋め込まれた照明の薄明かりの中、床には四 方へ延びるトロッコ用の線路が見える。壁には太 いパイプがいくつも張り巡らされ、坑道の奥へ と延びていた。

「何かまずいことになったら、このハ ゚イプを叩け。音で大体の位置は分かる からな。但し、送風用だから叩きすぎ て壊すなよ」

 監督はそれだけ言うと、ゴンドラの脇に 作られた小さな小屋の中へと入っていった。

 とりあえず、肩慣らしに手近なところを掘ってみる。
 ざく、ざく、ざく。
〇〇はXXXを手に入れた!


─End of Scene─


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