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密売屋「黒猫」 |
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「黒猫についてゆく」を選択![]() 「おっ、きたか」 黒猫がもぐりこんだ灌木の植え込みから、 突然ひとりの男が音もなく立ちあがった。 目をみひらくモルトを制止するように、男は指を立てて言う。 「詮索は無用。わたしの名は“黒猫”―― いわゆる禁制の品の取引を、なりわいとしている」 ――つまりは、密売商人か。 “黒猫”はモルトの心中を察したかのごとく、こくりとうなずく。 「各種備品の売買、錬金魔術の秘薬の調達まで、 なんでも請け負おう。部品をそろえてきた者には、 銃器の改造も施す」 横流し品をあつかう業者の存在なら知っていた。 敵陣潜入のためザクソニア侯国軍の制服調達を依頼したこともある。 「『服飾』や『鍛冶』の技術は磨いているか? ミリタリーナイフもうまく強化すれば使い道が増える。 稀な資材や部品の調達機会は、予期せぬところに転がっている。 日々の行動の選択は慎重におこなうことだ」 灌木の隙間から、彼をここまで案内した猫が姿を現した。 商人に愛撫を要求するかのように首をのばし、 グルグルと喉を鳴らす。黄金色の瞳が月光を反射して妖しく光る。 「実は、ちょっとした依頼ごともあつかっている。 数多く仕事をこなしてくれた方には、ささやかな返礼をしよう」 ギヴアンドテイク――そういうことだ。 「一つ目の依頼は『革』の調達だ。 防具の調達には欠かせないのでね。 一枚120zelで幾らでも買い取ろう。 毛皮をなめす材料なら売ってやるぞ」 ニヤリと笑う“黒猫”。 『毛皮』なら簡単に手に入ることを知っているのだ。 「二つ目の依頼は『ブラッドバイアル』の調達だ。 この辺で遭遇する連中から血液を採取してきて欲しい。 但し、死体からじゃダメだ。 まだ生きている状態の奴に、 この『インジェクション』を打ち込んで採取してくれ」 そういって“黒猫”は懐から注射器を取り出した。 「こいつには特殊な酵素が入っていて血液を活性状態で保てる。 但し、弱い奴の血液ではうまく作用しない。 狙うならなるべく強い奴だ。必要な分は売ってやる」 密売商人“黒猫”は、そこで言葉を切った。 「受けたい依頼はあるか?」 ─End of Scene─ |
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