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禁領:フリスコー高地 |
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探索計画「新米の行方」エリア5 −−−−−−−−−−− 禁領:フリスコー高地 ○○は北西へ向かうことにした。 ○○はエリア5へと移動した。 *** ──がさり、と。 近くの茂みが音を立てて揺れる。 ○○が反射的に身構えると同時、物陰から忌種が姿を現した! 空中の狩猟者(たぶん強そう) [集中審議]リンバスイーグルはビーストの可能性が高い 戦闘省略 戦闘に勝利した! *** 山間を抜けていく古道を注意深く観察しながら進んでいた○○は、道の外れ、北東に広がる山林の斜面に、何者かによって圧し折られ、踏み倒された樹木群の痕を見つけた。 残された足跡の大きさから推測するに、体長数メートルはあろうかという大型の獣が、相当な速度でこの急斜面を無理矢理登っていったようだ。 「…………」 首を捻る。何故、こんな場所を無理に登っていったのだろうか。 山林の斜面には所々獣道らしきものが存在するが、それは中型の動物や人間が何とか通ることが出来る程度のもの。大型の化物が無理に通ろうとすれば、このように脇に立つ樹木を薙ぎ倒して進む必要が出てくる。 そんな手間を掛けて理由無く登っていったというのは考え辛い。大型の獣がわざわざここを登ろうとする、何かがあった筈だ。 ──例えば、逃げた獲物がこの斜面にある細道を登っていき、それを狩猟の興奮のまま強引に追いかけた、とか。 (ふむ) ○○は鼻を鳴らすように小さく息をついてから、改めて北東側へと視線を向ける。 見に行くべき、だろうか。 しかし眼前に聳《そび》える山林、その斜面に存在するあやふやな道筋は、人が辿るには少しばかり厳しい代物。余程切羽詰った状況でも無い限りは通る気になれないもので、今自分は別段追い込まれているという訳でもない。 山林に踏み込むならば、一度南か北側に回り込み、宿木推奨の侵入ルートを使うのが無難だろう。 さて、どうするか。 ─See you Next phase─ |
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