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禁領:フリスコー高地

探索計画「新米の行方」エリア16

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禁領:フリスコー高地

 ○○は北東へ向かうことにした。
 ○○はエリア16へと移動した。

     ***

 ──がさり、と。
 近くの茂みが音を立てて揺れる。

 ○○が反射的に身構えると同時、物陰から忌種が姿を現した!

禁領:フリスコー高地
山林の二勢力(それなりに強そう)
[集中審議]ストレイクローカの弱点は衝撃の可能性が高い






戦闘省略

 戦闘に勝利した!

     ***

 山林の中を歩き始めて数時間。凹凸の激しい足場に苦労しながら、進めそうな場所を何とか探して移動を続けてきた訳だが。

(……無理、か)

 内心呟いて、亜麻は深く溜息をつく。眼前を遮る木々の密度は濃く、これ以上東へ進むのは不可能なように思われた。
 亜麻は足を止めて辺りを見回し、他に進める場所を慎重に探す。
 東、南東、南までは隙間も見つからない程に草木が密集して生えており、通り抜けはほぼ不可能。
 北へは移動可能だが、ほんの少し進むだけで山林の外に出てしまう。今居る場所からでも山林の境が視認できる程の距離しかない。わざわざ足を運ぶ必要もないだろう。

 と、思ったのだが。

「?」

 北の方向。今居る場所から、外縁の林へと辿り着くまでの僅かな間に、見覚えのある巨大な足跡を見つけた。
 確か、古道の外れで見つけたものだ。山林を破り、急斜面を登っていったらしい大獣の足跡。恐らくは山林に入った後、ここを通ったのか。
 足跡に近づく。地面が深く抉れている。かなりの勢いで駆けていたのだろう。点々と数メートルの幅で並ぶその跡は、西の方角から東へと抜けて──、

「む」

 東の林と外縁の林の間に少しばかりの空間が開いており、足跡はその奥へと続いていた。先程居た場所からは、影になっていて気づかなかった。
 近づき、奥を覗き込む。獣の手によるものか、左右に生えた木々が何本か折れており、その奥には柔らかな土質の窪地が見えた。
 さて、どうするか。

─See you Next phase─









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