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禁領:フリスコー高地

探索計画「新米の行方」を選択

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禁領:フリスコー高地

 ○○は探索計画「新米の行方」を選択した。
 ○○は宿木に対し150zelを契約料として支払った。

     ***

 今回受けた探索計画は、フリスコー高地で行方不明となった新米探求者集団の捜索だ。
 探求者達の間で、慧国と辺国との行き来に良く利用されるルート。そこを通過していた探求者の集団が消息を絶った。宿木では直前に彼らからの救難要請を受け取っていたのだが、折悪く当時近辺で探索に出ていた他探求者集団が居らず、最も近くに居た一団がその場に到着した時には、既に彼らの姿は何処にもなかったという。
 既に彼らが行方不明になってから、かなりの時間が経過している。もし禁領からの脱出にまだ成功していないならば、生存は絶望的だと宿木の者は言っていた。計画の完了条件もかなり緩く設定されており、彼らの遺品、若しくは存在の痕跡を確認できればそれで達成となっていた。
 本来ならば計画自体が取り下げられる程の時間が経っているのだが、行方不明となった探求者の身内が宿木に対して働きかけをしたらしく、その結果がこの緩い完了条件なのだと聞いた。せめて形見だけでも、という事のようだ。

 宿木では、行方不明となった探求者集団に対して組織内から捜索人員を出す事はない。禁領に対する侵入適性の有無が最低条件とされるのはあくまで探求者であり、宿木の人員は適性を持たない者も多く居る。忌種に立ち向かえる力を持つ者は更に少なく、逆に禁領内で行方不明になる探求者など掃いて捨てる程存在するのだ。宿木の組織としての規模を考えるなら、その全てに人を送るというのは到底無理な話だった。
 だが、一度消息不明となった者には一切手を伸ばさないというのは流石に気が咎めるのか、それとも単に対外的なポーズなのか。
 宿木はその代替として、行方不明となった探求者の捜索を、今回のような探索計画という形で他の探求者達に依頼するのが通例となっていた。

 これらの探索計画によって救われた探求者も居ると聞いたが、その数は雀の涙ほどらしい。
 計画を受けた探求者達の殆どは、行方不明者の痕跡すら掴めずにパーチに帰還。運が良ければ遺品を回収できる程度、運が悪ければ二次遭難する事になる。

 それでも行方不明者捜索の探索計画は常にパーチに並び、そして無駄と半ば判っていつつも話を受け、禁領に赴く探求者達も多く存在する。

 ──明日は我が身。

 これはある意味、願掛けにも近い行為だろう。
 もし禁領の中で行方不明になった時、今の自分のように他の探求者が探しに来てくれるかもしれない、と。
 そう夢見るための儀式なのだ。

     ***

 中間層の終わり。目的地であるフリスコー高地が間近に迫った地点。
 禁領の特徴となる独特の気配と共に、全てのものが淡く紫色に染まり始めた辺りで、○○はその影達と遭遇する。
 姿形は野の獣と然して変わらず、しかし内から漏れ出す力の気配は並々ならない、異質な生物。禁領が持つ陰の因子に適応し、身体を変化させた獣、忌種である。
 彼らは○○という獲物の存在に気づき、散開。○○を包囲しつつ、徐々に徐々にその距離を詰めてくる。
 ○○は無言のまま荷物を下ろして身を軽くすると、己の武器の柄を握り締め、次の行動を思案する。
 仕掛けて一点突破か、待ちに入って確実に反撃を入れていくか。いっそ範囲攻撃で一息に潰してしまうか。

 どちらにせよ。
 この程度の相手、容易く蹴散らす事が出来ないなら、禁領に足を踏み入れる資格など無いだろう。

双子の耳(それなりに強そう)
[集中審議]ビービーンはビーストの可能性が高い





戦闘省略

 戦闘に勝利した!

     ***

 フリスコー高地の入口に到着した。
 ここから北へ進むと禁領形成以前に造られたという古道に乗る。
 この道を辿って更に北方面へと進んでいけば隣国のベヴァスクォへと辿り着けるが、今回の目的は越境ではない。行き過ぎに注意しなければ。

 逆にここから南へ進めば、フリスコー高地を出て中間層に戻る事になる。
 探索を諦め、大人しくパーチに帰るならばこちらだが──さて?

─See you Next phase─









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