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はじめてのおつかい


 学園の受付で小遣いが欲しいと試し に言ってみたところ、呆《あき》れて ものが言えないというあからさまな表 情と共に渡されたチラシ。そこには簡単 な街の地図に「お金にお困りの方はこ ちらへ」という文字と共に赤い大きな 矢印が記されていた。

 そして今、○○は街の一角にある矢 印が指し示す建物の前に立っていた。
 入り口には「業務委託所」と書かれ た看板がかかっている。比較的大きな 両開きの扉は、先程から何度も開いた り閉じたりを繰り返してその蝶番を軋 ませ、人の出入りの多さを物語っていた。

 中に入ると正面に衝立で区切られた 長いカウンターがあり、その向こう側とこち ら側で会話の応酬がなされていた。横 の方には掲示板のようなものが設置さ れていて、そこには所狭しと何かが書 かれた紙切れがピンで留められている。
 ○○がカウウンターの空いているところ へ向かうと、向こう側に座っていた 初老の男が手を差し出してくる。握 手をして席に座ると、その男は大声 で笑い出す。

「ハッハッハ! 面白い奴だな。ここへは 初めて来たのか」

 何がおかしいのか分から ず相槌だけ打つと、男は掲 示板の方を指差してこう言 った。

「まず、あそこで自分に合 った仕事を見つけて来い。 掲示されている紙にだいた いの内容と報酬なんかが書 かれているから、その紙を ここへ持ってくるんだ。で 、それを俺に渡せ。契約書 を書いてやる。そしたら、 契約書を持って現場へ向かえ。場 所は契約書に書いてある。それと 、モノによっては好きなだけ仕事を 続けても構わないものもあるから 、そういうのは適当に切り上げて 帰って来い。働いた分だけ報酬が 支払われることになっている。但 し、連続で働いていいのは100時 間までだ。働きすぎで死なれても 困るからな。途中でぶっ倒れたり したら報酬はでないから、体力 に気をつけろよ」

 掲示板の方を見る。なるほど 、そういうことか。早速、掲示 板の方を見に行くことにする。

「それから、いちいち握手しな くていいぞ」

     

 [Notice]
 バイトをするにはショップメニューの業 務委託所で契約書を購入し、そ れを持って、その詳細に書かれ ている場所へ向かってください。
 契約書はパーティに1枚あれば十分です。
 色々な種類の契約書を同時に 持っていくと、必ずしも期待し ていたバイトが受けられるとは限 らないので注意が必要です。


─End of Scene─


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