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禁領:フリスコー高地

 〇〇は南西へ向かうことにした。
 〇〇はエリア13へと移動した。

     ***

 ──がさり、と。
 近くの茂みが音を立てて揺れる。

 〇〇が反射的に身構えると同時、物陰から忌種が姿を現した!

土岩の者共(それなりに強そう)




(戦闘略)

 戦闘に勝利した!

     ***

 切り立った崖の最下。
 一際硬そうな岩をがりがり削っていると、手元から鈍い音が響く。
 どうやら、採掘キットが壊れてしまったようだ。
 しかし、それとほぼ同時に岩肌から、他とは明らかに毛色の違う、 青色の澄んだ石塊が一つ零れ落ちた。

「青う」

 ころころと地面を転がったそれを拾い上げたのはアリィだ。
 彼女は表情の薄い顔に物珍しさを乗せて、その岩を手の中で転がす。 それをエンダーが横からひょいと覗き込み、

「なぁ〇〇、これがオッサンの言ってた岩なんじゃね?」

 確かに、宿木の店主が言っていた特徴と一致している。
 となると、これで目的は達成だ。後は禁領を脱出し、街に戻るだけ。

「んじゃ、これで終わりか。……いや、案外楽に行ったな。俺等の事だから、 またぞろヘンな事に巻き込まれるかと思ったんだけど」

 そういう事を言うと、逆に厄介な事を引き寄せやすくなるから止めた方がいい。 運命の女神は意地悪なのだ。
 〇〇が真剣な調子でそう釘を刺すと、 思い当たる事でもあったか、エンダーは苦い顔でこくこく頷いた。

「それじゃさっさと帰りますかね。取り敢えずアリィ、岩を──」

「青う」

「……なんか気に入ったのな。〇〇、 こいつに暫く持たせてやっても構わねーか?」

 どうせ宿木の店主に渡す物なのだ。 それまで誰が持っていようが結果は同じである。
 〇〇がおざなりに頷いて、壊れた採掘用のキットを破棄する。

 後は、来た道をただ戻るだけだ。
 道筋に居た障害──忌種達は全て始末してある。
 帰りの道程は、行きと比べて非常に楽なものになるだろう。


     ***

 進路を邪魔する草木を払いながら窪地を南側へと移動し、 辿り着いた岩壁。剥げた斜面には所々人の手により削り取られた跡があり、 他の探求者もここで採掘作業をしていたらしい事が伺えた。
 今居る窪地から離れるには、一度北東へと戻り、 改めて北西へと進む必要がある。
 さて、どうしよう。

─See you Next phase─






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