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デン・ドー第3調査区

 第3調査区は広範囲にわたって土の露出した地面が多く、 それが田園地帯のように見えることから別名『生産区』とも呼ばれている。
 こんな場所で本当に作物が育てられるのかは不明だが、 そもそも本当に田園だったかどうかも不明なので考えても仕方がない。 要は、カプセルさえ出土すれば良いのだ。

 まずは適当に先人の掘り残した部分を調べつつ奥地を目指すべきか ――そう思っていると、 早速この辺りをねぐらにしている連中がキィキィ言いながら飛んできた。
 やれやれ、作業に移る前に連中のお相手をする必要がありそうだ。

〜戦闘省略〜

 周囲が落ち着いたところで、○○も発掘作業に取り掛かることにした。
 まだ手のつけられていなさそうな場所に当たりを付け、黙々とカプセルだけを探し出す。
 単純作業の始まりだ……。
☆○○はエルトロンセル:赤を手に入れた!

 発掘作業が一段落して、ようやく一息ついたときだった。
「よ! あんたどっち派だい?」
 珍しく、近場にいた他の収容者が声をかけてきた。
 相手は長い髪を後ろで一つに束ねた線の細い男で、 悪人ではなさそうだが、どことなく軽薄そうな印象を受ける。
「いつも迷うんだよなー、ここ。結局のとこ、 どっちが効率良いか分かる?」

 男は屈託のない調子で、よく意味の判らない質問を投げかけてきた。
 ○○が首を傾げていると、男はそれだけで納得したといわんばかりに何度か頷いた。
「あー、はいはい。見かけない顔だと思ったけど、第3は初めてなのかな。あのさー、 この先で道が大きく二手に分かれてるじゃん?」

 男はそう言って調査区の奥の方を指差した。確かに、 少し進んだところで柱のような構造物があり、 そこで道が左右に分断されている。
「右に進んだら、通称『花壇』。すっごく掘りやすい場所で、 誰でも楽勝でカプセルを発掘できるんだ。100%保証できると言っても良い。 ただ、何故か2点の赤いカプセルしか出てこないんだよなー」

 男は右の通路を指しながらそう言った。次いで、 今度は左を指差して先を続ける。
「で、左が通称『工房』。 こっちはなんと10点の青いカプセルしか出土しない。でも、 はっきり言って何も見つからないことも多い。 発見率は体感で四分の一って感じ?」
 くるりと男が○○の方へ向き直り、腕組みをする。

「そこでさー、どっちを選ぶのが良いんだろ?  数学とか得意そうな奴に聞いても、意外と意見分かれるんだよねー。 あんた、どう思う?」
 やたらと疑問文の多い男だが…… とりあえず彼のことは適当にあしらっておくとして、 発掘に関する情報はありがたいところだ。
 彼の言を鵜呑みにはできないとしても、 道を選ぶのに参考程度にはなるだろう。


─See you Next phase─

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